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近代化教育

角板山蕃童教育所(1930年代撮影)。

資料來源:國家圖書館

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近代化教育

台湾の先住民族は、それぞれに多様な言語を持ちます。文字で書かれたものはオランダ時代にさかのぼると、シラヤ族の新港文書があります。明や清の時代になると、先住民族の言葉に近い発音の漢字をあてた音訳表記が見られるようになりましたが、系統的なものや、その後も長く使用されたものはありません。


近代国家による統治では、公用語の普及が国家政策や人びとの知識向上につながる重要なツールとみなされました。このため日本は「国語(日本語)」教育を積極的に行いました。これは統治の必要から行ったことでしたが、これによって台湾の先住民族たちは共通の言語によって交流ができるようになりました。それは図らずも、共通の問題に対するエスニック・グループ同士の結束を強めることにもつながったのです。


台湾の先住民族たちは日本語を通して新しい知識を学習し、世界を知り、思考を記録し、感情を表現し、意思疎通や情報伝達を行うようになりました。そして、その中から進歩的な思想を持ったエリートたちが生まれました。