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写真は拓展文教基金会提供
葉錦栄 1949〜
小さな加工工場を営みながらも死を恐れずに政権に立ち向かったことで、警備総司令部から何度も自宅訪問を受け、脅されました。父親の繰り返しの説得にも耳を貸さず、「死ぬなら自分だけで死ね。家族を巻き込むな」とレンガを投げつけられたこともありました。それでも友人を集め、各地を飛び回ったのでした。 党外運動で大きな影響力を持った台湾省議会議員、林義雄の自宅で一家三人が殺害された事件の発生時には、人々に真相を伝えようと深夜にビラを配りました。